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渕野辺総合病院医療レポート【18】 温かく寄り添う医療を 病院長 世良田 和幸さん
1954年に開院して以来、「地域の中核病院」として地元と歩みを共にする医療法人社団相和会・渕野辺総合病院。
今回は世良田和幸病院長に、現在注力している事業や今後の展望について聞いた。
新型コロナウイルスが5類に移行し、徐々に日常生活が戻り始めた2023年。患者は外来、入院ともに戻ってきているが、それでも外来患者数がコロナ禍以前の水準に戻ることはないという。そのような中、「病院のイメージを変えたい」と着手しているのが病院の改修だ。延期が続いていた院内の改装工事を実現し、より魅力ある空間で患者を迎えようと計画を進めている。
また世良田院長は、「職員が患者さんの気持ちを理解し、受け入れて治療する医療人であってほしい」と願いを込め、働きやすい環境の整備に注力している。研修や勉強会、情報交換の場を増やし、優れた医療人を育成していくという。「医療への深い知識と確かな技術、そして患者さんや職員への適切な態度や心構えを備え、淡々と対処していくことが我々の使命」と語る。
高校時代から変わらず大切にしている言葉は「愛語よく、廻天の力あり」。慈しみの言葉には世界を変えるほどの力があるという意味で、笑顔や和やかな雰囲気を常に心がけている。医師の働き方改革や医療法改正、健診センター移転に向けた準備など多くの課題を目前にし、「今年はこの病院にとって新たな段階に入っていく時期。将来を見据えて動いていく1年に」と決意を見せた。
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