今月はこの逸品!考古市宝展 【6】古代中国・唐の雲龍文八花鏡(うんりゅうもんはっかきょう)(期間 1/4〜1/30)
このコーナーでは、旧石器ハテナ館で行われる展示を不定期に紹介します。
今年の干支「辰」にちなんだ、中国・唐時代の雲龍文鏡の破片です。ぱっと見では龍とわかりませんが、全国的にも大変希少な資料です。8世紀のものとされており、元の大きさは復元推定で径26.4cmで、龍の尾っぽと霊芝雲の文様が確認できます。出土は平安時代の竪穴住居跡から。破片でも霊力をもつと信じられ、仏教伝来とともに持ち込まれたと考えられます。(学芸員:中川真人さん)
考古市宝展って?
相模原市では発掘調査が行われ、考古資料も数多く出土しています。
その中から「これぞ!」という至宝の逸品を展示する企画です。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|