サッカーJ3のSC相模原は1月20日、2024シーズン開幕へ向けて新体制発表会を行った。当選した約240人のファン・サポーターが会場の相模女子大学グリーンホール(南区相模大野)へ駆けつけた。
新加入8人
今季の新加入選手はブラジル人選手2人を含む8人。2年ぶりに復帰したGK三浦基瑛は「歓迎してくれてうれしい」と喜んだ。質問形式で自分の強みなどを語ったのち、最後に目標を聞かれると多くの選手が「昇格」と口にし、会場から期待の拍手が送られた。
あいさつに立った西谷義久社長は、冒頭で契約解除となった佐野陸人選手について謝罪し、ファンに説明。その後クラブの方向性として、27年シーズン終了時点でのJ1昇格を目指してチーム強化やクラブ事業充実に取り組むことを示した。
それを踏まえ今季は、昨季の取り組みを結果に結びつける「反転攻勢」のシーズンとし、課題だった天然芝グラウンドの練習場確保を含めたトップチームの集中的な強化、地域課題解決の取り組み、観客動員数増加へ向けたホームゲーム改革へ力を注ぐという。
新たに就任した平野孝スポーツダイレクターは「目標達成に向けてどんな状況でも勝ち点を取り切れるチーム」を目指すと意気込んだ。
就任2年目を迎えた戸田和幸監督は「探究と追求」を軸に、今季目指すサッカーについて語った。「目標に対して必要なものを見極め、強みと課題を意識し、常に成長して成果につなげる」と誓い、「最後に喜んで、笑って泣いて終われるよう一緒に戦ってください」と締めくくると、会場からは「戸田コール」が起こった。
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