渕野辺総合病院
改修で明るい玄関に
利用者目線で工夫凝らす
3月27日
サッカー・明治安田Jリーグが今年も開幕。J3を戦う地元クラブ・SC相模原は3月2日(土)、相模原ギオンスタジアム(南区下溝/ギオンス)でホーム開幕戦に臨む。昨季は相模原出身で元日本代表の戸田和幸監督が就任し話題となるも、結果が出ない時期が続きギオンスでの勝利が遠かった。苦しんだ経験と積み上げた努力を、今年は結果で示したい。
昨季は18位
2023年、SC相模原は地元出身の戸田監督を招へいし、選手を大幅に入れ替えて新たなスタートを切った。大卒の選手など若手中心のチーム編成となった中、前半は苦戦を強いられ勝てない時期が続いた。
転機となったのは、ホーム・ギオンスでようやく勝利を挙げた7月15日の第18節・奈良クラブ戦。2点を先取されてからの逆転勝利でスタジアムは歓喜に包まれた。16試合ぶりの勝利だった。
最下位で前半を折り返したものの、何かを掴んだチームは夏以降に調子を上げ、残留争いの中でも着実に勝ち点を積み上げた。夏に加入した相模原出身のFW瀬沼優司をはじめとする経験豊富なベテランの力もあって、最終順位は9勝14分15敗で20チーム中18位。順位だけ見れば期待外れだったかもしれないが、後半の勝ち点を見ると前半の「倍」。日々のトレーニングで積み重ねた努力が実を結び、少しずつ結果が出始めていた。
「全部やる」
昨年11月26日、ホーム最終戦のセレモニーで西谷義久社長は「昇格するために、できることは全てやる」と言い切った。この言葉から、「J2昇格」を目指すSC相模原の新たな1年が始動。戸田監督は就任2年目を迎え、選手たちも多くが契約を更新した。
1月20日に行われた新体制発表会で戸田監督は、「探究と追求」を軸に据え「目標に対して必要なものを見極め、強みと課題を意識し、常に成長して成果につなげる」と決意を表明。西谷社長は、昨季取り組んできたことを結果に結びつける「反転攻勢」のシーズンとし、トップチームの強化に力を入れることを強調した。
外国籍選手も
今季の新加入選手はブラジル人選手3人を含む10人(2月22日時点)。ジュビロ磐田からDF高野遼、ザスパクサツ群馬からFW高木彰人、徳島ヴォルティスからMF長谷川雄志など上位カテゴリーから即戦力を補強。昨季すでに特別指定選手としてデビューを飾ったMF福井和樹、3年ぶりに復帰したGK三浦基瑛なども加わったほか、ブラジル人選手たちは練習から違いを見せている。年齢の幅も国籍の幅も広がった中で、昨年夏に加入した瀬沼やMF岩上祐三も引き続き相模原でのプレーを決めた。
今季を占う注目の1戦はいよいよ今週末。戸田監督は今年のチームについて「本気度が高くなっている。1年間プロとして過ごした選手たち個々の成長、積み上げてきた土台に新加入選手の力も加わり、良い競争の中でトレーニングできている」と話しており、コンディションは上がってきている様子。苦しい経験を乗り越えて強くなったチームは、開幕戦でどんな戦いを見せるのか。
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こどもタウンニュースさがみはら版3月7日 |
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