安全で安心してくらせる神奈川の実現 県政報告Vol.67 県政の課題を問う 自民党県議会議員 河本 文雄(かわもと ふみお)
現在会期中の令和6年第1回定例会では令和6年度当初予算案を審議しています。9つの重点施策を掲げ、財政健全化に努めるとともに、少子化対策として子育て関連施策や物価高騰対策、行政のデジタル化の取組を進めます。今回の県政報告では令和6年度当初予算案の重点8『安全で安心してくらせる神奈川の実現』の分野を中心に取組を紹介します。
重点施策として【重点1】子ども・子育てへの支援【重点2】教育の質の確保と学びの充実【重点3】未病改善の取組及び医療・介護施策の推進【重点4】行ってみたい神奈川の魅力づくり【重点5】県内経済・産業の活性化【重点6】脱炭素社会の実現に向けた取組【重点7】共生社会実現への取組及び生活困窮者への支援【重点8】安全で安心してくらせる神奈川の実現【重点9】県民目線のデジタル行政の推進が示されました。
条例、対策による推進
安全で安心してくらせる「災害に強いかながわ」を実現するため、地震災害対策推進条例や地震防災戦略、水防災戦略などに基づいて災害対策を推進します。また地域防犯力の強化や消費者被害の未然防止と救済、 県民と一体となった交通安全運動・対策等を実施し、犯罪や事故などのない安全で安心なまちづくりを推進するとともに犯罪被害者等への支援を充実させます。
地震災害対策の推進
令和5年度から実施している地震被害想定調査の結果をまとめ、デジタル技術を活用した県民目線に立った普及啓発について検討し、 新たな地震防災戦略を策定します。また能登半島地震の教訓として災害時の通信手段や電源、シャワー・トイレ等を確保するための県の備蓄を強化するほか、 対策を行う市町村に対して補助します。
風水害対策の推進
遊水地の整備や流路のボトルネック箇所の鉄道橋架替等に加え、ダム湖や河道における堆積土砂の撤去など流域治水の観点から重点的に推進すべき事業に取り組みます。また急傾斜地の崩壊対策は早期に対策を実施すべき箇所から重点的に整備を行います。
犯罪の起きにくい地域社会づくり
幅広い世代の被害防止意識を高め、若者が特殊詐欺へ加担することを防止するため、啓発動画の放映など集中的な広報活動を実施します。特殊詐欺被害防止の対策強化として「特殊詐欺等被害防止コールセンター」のオペレーターの体制等を強化します。
犯罪被害者等の支援
犯罪被害者等見舞金制度を創設し、殺人など故意の犯罪行為で不慮の死を遂げた被害者の遺族及び重傷病を負った被害者などに対して経済的負担の軽減を図るための見舞金を給付します。生活を送ることが困難になった犯罪被害者等を支援するための家事や育児などの日常生活支援を行う市町村に対して補助します。
交通事故防止
道路利用者の交通の安全と円滑な交通環境を確保するため、横断歩道・文字・記号などの道路標示の補修、路側式道路標識の更新、信号灯器のLED化など交通安全施設の整備を推進します。
これからも県民の皆様が安全で安心してくらせる社会へ向けた施策づくりに注力して参ります。
神奈川県議会議員 河本文雄
相模原市中央区東淵野辺5-21-11
TEL:042-707-8836
|
|
|
|
|
|