塾講師らを対象にした「教材・教具展」が2月22日、市立産業会館で行われた。神奈川県私塾協同組合(田中保行理事長)が主催したもので毎年この時期、県内の会場で企画されている。
当日は教材メーカー約20社がブースを作り、訪れる講師らに新商品などを紹介した。
少子高齢化の中で塾運営を取り巻く環境は厳しくなっている。同組合によると今年成人を迎えた人は全国で112万人であるのに対し昨年生まれた子は77万人。およそ20年で35万人が減ることになる。ある講師は「一つの教室の生徒数はだいたい50人だったのがここ数年40人くらい」とおよそ2割減っていると話す。
一方で行政による私学の助成金などもあり「中学受験は増えている」という。そのような状況のなか塾間の「競争」は激しくなっており、講師らはさまざまな教材を手に取って担当者の話に関心を示していた。
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