国内最大規模の自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン(Tour of Japan/TOJ)」の相模原ステージが5月25日(土)、緑区内で開催される。海外チームを含めた全16チームが疾走する。
1996年から始まったTOJは今年で26回目。国内最大規模かつ唯一の都府県をまたぐステージレースで、日本版の「ツール・ド・フランス」ともいわれる。
大会は8日連続で開催され、5月19日(日)の堺ステージ(大阪府)を皮切りに20日(月)の京都、21日(火)のいなべ(三重県)、22日(水)の美濃(岐阜県)、23日(木)の信州飯田(長野県)、24日(金)の富士山(静岡県)と進み、第7ステージで相模原、最終日の26日(日)は東京でフィナーレを迎える。
4回目の開催
相模原ステージは東京2020オリンピックの自転車競技のレガシーとして誘致され、21年から加わった。4回目となる今年は市制施行70周年記念と銘打って行われる。
コースは橋本公園の西側道路をスタート。旧小倉橋を経由して県道510号を串川橋へ。そこから周回コースに入り、7周して鳥居原ふれあいの館を目指す。パレード区間を含め全長112・3キロメートル。
当日は午前8時30分からセレモニーランが始まり、レースのスタートは8時50分。旧小倉橋まではパレード区間となる。相模原市の終身名誉観光親善大使を務める片山右京さんが代表を務める「JCL TEAM UKYO」がホームチームとして参戦。事務局となる市スポーツ推進課では、「TEAM UKYOは前回大会で総合優勝を果たしており、今年は大会連覇を狙ってレースに臨むのでぜひ注目してほしい」と話す。
観戦ポイント
レースは一部を除く沿道で観戦できるほか、相模原ステージの実行委員会では串川地域センター前、鳥屋地域センター前、鳥居原ふれあいの館を主な観戦スポットに挙げる。同課の担当者は、「TOJは選手との距離が近く間近で見ることができる。ぜひ沿道や観戦スポットでレースの迫力を感じてもらえれば」と観戦を勧める。
さらに、相模原ステージでは、子どもたちが自転車競技に興味を持つための活動や自転車の安全啓発に関わる取り組みを行う。フィニッシュ会場となる鳥居原ふれあいの館では、会場に大型モニターを設置しパブリックビューイングを実施。飲食や物販などの出展、子どもが楽しめる自転車体験会などを企画して大会を盛り上げる。
当日は交通規制
大会当日はコースとなる道路のほか、会場付近で交通規制が行われる。主な規制場所は、スタート会場となる橋本公園西側の道路(午前6時から10時頃まで)、鳥居原ふれあいの館から宮ケ瀬ダム入口交差点へ向かう北岸林道(大会前の22日(水)午後7時から大会翌日の26日(日)午前7時まで)。北岸林道は下りが多く観戦者の安全が確保できないことを理由に当日の観戦もできない。
大会や交通規制の詳細は相模原ステージの公式ウェブページ(https://www.toj-sagamihara.com/)で確認を。
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