アーティストとの共催による全国最大規模のイベント「スーパーオープンスタジオ」(S.O.S.)の開催10周年を記念した書籍『SUPER OPEN STUDIO―制作と生活の集合体』(四六判・576頁・税込3300円)がこのほど完成し、6月4日に販売を開始した。
相模原市やその周辺は美術系大学が複数存在し、卒業生たちのスタジオも多いことから「アートの生産地」としても知られている。そのアーティストたちの制作現場を一斉に公開するイベント「スーパーオープンスタジオ」は2013年に初開催され、昨年で10回目の節目を迎えた。
同書には、これまでに発行された「S.O.S.BOOK」のテキストやS.O.S.の10年分の情報がまとめられている。アーカイブ資料としてだけでなく、読み物としても楽しめる一冊。編者の中尾拓哉さん=人物風土記で紹介=は「S.O.S.の10年間がつまった本ができました。ぜひ、手にとってほしい」と話している。
書籍の取り扱いは、くまざわ書店橋本店およびNADiffで。S.O.S.ネットワークのホームページ(【URL】https://www.superopenstudio.net/)からも購入可能。問い合わせはS.O.S.2023実行委員会事務局【電話】042・703・4654。
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