3m飛板飛込のパリオリンピック日本代表で相模原市ホームタウンアスリートの坂井丞選手(31歳)が6月7日、市役所を訪れ、本村賢太郎市長に意気込みを語った。「まだまだ伸びしろがあると思う。演技もよくなってきていてパリオリンピックが楽しみ。待ち遠しい。一つでも順位を上げたい」と3回目となる大舞台での活躍を誓った。
出迎えた本村市長は「おめでとうございます」と祝い、「寺内コーチと同じように42歳まであと11年は頑張ってもらいレジェンドになってほしい」などとエールを送った。坂井選手は「(競技時間は)1・8秒しかないので瞬き厳禁です」と場を和ませた。
坂井選手は南区出身で現在は緑区在住。元飛び込み選手の両親のもとで生まれ育ち、高校生で世界大会に出場し、23歳でリオオリンピックに初出場。東京オリンピックでは5位入賞を果たした。
今年4月に後援会が発足され、地元を挙げて応援する機運が高まっている。坂井選手は「応援は緊張感にもなるが、自分はプレッシャーに強い。皆さんの応援を存分に力に変えたい」と話す。
坂井選手が出場する男子3m飛板飛込予選は8月6日午後5時〜(日本時間)。準決勝は7日、決勝は8日。オフィシャル後援会は「坂井丞 後援会」で検索。
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