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相模原商工会議所 食品循環ビジネスを視察 田名のバイオガス発電所

社会

公開:2024年6月27日

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発酵槽などを視察する会員ら
発酵槽などを視察する会員ら

 相模原商工会議所の建設業部会が6月17日、バイオガス発電所を視察するため「さがみはらバイオガスパワー株式会社」(田名)を訪れた。同発電所は国内初の仕組みでバイオガス発電をするだけでなく、市内の中小事業者が連携して建設した先進的な取組として市内外からの注目を集めている。

 同発電所は昨年11月に開所し、日量最大50トンの液状の食品廃棄物を原料としてバイオガスを発生させ、発電を行っている。向かいにある「株式会社日本フードエコロジーセンター」で食品廃棄物から飼料を作る際に不適物として残った油分の多いものなどを利用する。バイオガスを発生させる過程で残った固形物は肥料原料にすることで資源を最大限に活用する。同センターと連携し、食品廃棄物の状態に合わせて飼料、燃料、肥料にカスケード的(多段的)にリサイクルする点がこの発電事業の最大の特徴だ。

 同部会の会員は食品廃棄物の発酵槽や発電機などを見学。発酵槽に入った液状の廃棄物を興味津々に覗き込んでいた。活発に質問し、写真を撮影する人もいた。

 主催した同所産業振興課の担当者は「想定以上に参加者たちが熱心に視察をしていた。今後の事業者同士の連携に生かせれば」と振り返った。

 さがみはらバイオガスパワー株式会社と株式会社日本フードエコロジーセンターの代表取締役を兼任する高橋巧一さんは「今後も施設にはメンテナンスが必要。なるべく地元の企業に関わってもらいたい」と話した。

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