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星が丘 外国人住民が初参加 防災訓練で「備え」学ぶ

社会

公開:2024年7月4日

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初期消火訓練に取り組むカンボジア出身の女性
初期消火訓練に取り組むカンボジア出身の女性

 星が丘地区連合自主防災隊が主催する夜間防災訓練が6月22日、星が丘小学校で開かれた。同地区の住民のほか、市内に住む外国人8人も参加し、初期消火や地震などを体験しながら防災への備えを学んだ。

 一般的に防災訓練は日中に行われることが多いが、同隊では避難時の危険や不便さを体験してもらおうと夜間に実施している。今回は初めて外国人が参加。相模原市を活動拠点とする国際/地域支援ネットワーク「HERO」の協力を得て、市内に住むカンボジア出身の7人と中国出身の1人が訓練に取り組んだ。

 8人は応急手当や初期消火、震度体験などの訓練に挑戦。地震が少ないカンボジア出身の女性は、起震車による地震を体験し、「本当に怖くて何をしていいのかわからなくなってしまった。この訓練をきっかけに自分の身を守るための備えをしていきたい」と話した。

 コーディネート役を務めたHEROメンバーのヌー・ソッカーさんは「防災の知識を学ぶことができてみんな喜んでいる。地域住民と交流もできた。外国人が自分たちから地域の人に声をかけられるような関係につながるといい」と話す。

 同隊の竹田幹夫隊長は「何かあった時は顔が見える関係が大切。日本の生活や文化を知ってもらうため、外国人の方にはこうしたイベントを通して地域になじんでもらいたい。その橋渡しが私の役割だと思う」と話した。

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