7月27日に市立博物館で踊りを披露するよさこい踊り隊「虹組」のメンバー 岸田 圭子さん 千代田在住 58歳
初心者5人で始めて10年
○…市立博物館で7月27日、宇宙をテーマにしたオリジナル曲「無限∞〜遥かなる宇宙(そら)へ〜」を披露する。中心メンバーとして10年前に立ち上げた「よさこい踊り隊『虹組』」は「楽しく・かっこよく・真剣に」をモットーとし、動きにメリハリがあると評判のチームだ。大人と子ども合わせて19人が所属し、市民桜まつりや高齢者施設などで披露している。作詞は自分たちで行うのが虹組流。
○…「よさこいやらない?」。10年前、幼稚園の広報係を務める保護者5人で食事をしていた時の発言から虹組は生まれた。全員がよさこい初心者だったが、知り合いに紹介してもらったよさこい振付師の佐東龍一さんを講師に招き、メキメキと上達した。母譲りの宝塚ファン。音楽や踊りが大好きで、「和」のものにも興味があり、よさこいに惹かれた。虹組では体幹トレーニングも楽しく行う。「若く健康に歳をとりたい。いくつになっても踊っていたい」
○…13年間保育士として働き、誕生日カードなどを作るうちにデザインが好きになり退職。デザインを学べる学校に通って広告会社に入社した。現在は再び保育の仕事をしているが、培ったデザイン力を生かして虹組のロゴデザインを手掛けた。好きな言葉は「明けない夜はない」。前向きな性格で「悩みも一晩寝たら忘れる」。
○…「よく続いたな」というのが本音。「素人集団でどこまでできるかわからなかった。仲間がいたからやってこれた」。これからは幼稚園などでの披露を増やし、もっと子どもたちによさこいを広めたい。「無限∞」をJAXA相模原キャンパスのロケットの展示の前で踊ることを夢見る。「相模原の人たちに親しまれるチームにしていきたい」
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