神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

田名中吹奏楽部 市内初「朝日賞」 2年連続の東関東大会へ

文化

公開:2024年9月5日

  • X
  • LINE
  • hatena
(左から)天野さん、中嶋さん、水越さん。揃いのポロシャツは、部員がデザインを手がけたという
(左から)天野さん、中嶋さん、水越さん。揃いのポロシャツは、部員がデザインを手がけたという

 相模原市立田名中学校の吹奏楽部が8月9・10日に横浜市内で行われた神奈川県吹奏楽コンクールの中学A部門で最高賞の朝日新聞社賞を受賞した。市内の中学校が「県で1位」を意味する同賞を受賞するのは史上初の快挙だ。同部は神奈川県代表として、9月8日に栃木県で行われる東関東大会に出場する。

 田名中は一昨年の県大会で銀賞、昨年は金賞を受賞。成長を続けてきた中で、今年ついに栄冠を手にした。副部長でトランペットを担当する天野夢菜さんは「市大会では普段しないミスが多く、いい演奏ができず悔しい思いをした。保護者の方や地域の方にも協力していただきながら、一生懸命練習してきた」と振り返る。

「一体感」武器に

 53人の部員全員で決めた今年の目標は「全国大会出場」。そのために顧問の榊原聖人教諭が掲げているのが「圧倒的一体感」だ。全国レベルの学校は、「細かいところが完璧に揃っていて一体感がある」という。部員たちは「一体感」を追求するため、話し合いながら場面ごとに細かい決めごとを設定。「みんなで決めて、みんなで守る」という意識で練習に取り組んできた。

 迎えた県大会で発揮したその「一体感」は、副部長でパーカッションの水越義政さんが「こんなに完成度高いことがあるのかというくらい、演奏している間からすごくいい演奏ができている実感があった」と話すほど。審査員からも「合唱が聴こえてくると錯覚を起こすくらい美しいサウンド」と高く評価された。

 昨年の東関東大会では、4位で惜しくも全国大会出場を逃した田名中。今年は「朝日賞」受賞校として臨むことになる。演奏する自由曲は、スミスの交響曲第2番『オデッセイ』。「キラキラした場面や切ない場面、ファンファーレが響く戦いの場面とストーリーが浮かぶ曲。部員全員で一丸となって、感動を届けたい」と部長でパーカッションの中嶋咲絢さん。「今までで一番の演奏を」。部員たちの気持ちはひとつだ。

さがみはら中央区版のローカルニュース最新6

犬と人の関係学ぶ

「星の館」で朗読楽しむ

「星の館」で朗読楽しむ

11月30日

11月26日

植物雑貨フェス

植物雑貨フェス

11月30日 淵野辺公園

11月24日

フクロウの生態学ぶ

麻布大学

フクロウの生態学ぶ

12月14日にWS(ワークショップ)

11月23日

市社協へ寄付

青葉地区自治連

市社協へ寄付

チャリティゴルフで募金

11月21日

小学生も雄弁を披露

演説大会

小学生も雄弁を披露

11月30日 杜のホールはしもと

11月21日

あっとほーむデスク

  • 11月7日0:00更新

  • 10月10日0:00更新

  • 8月22日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook