2021年以来のJ2昇格を目指すサッカーJ3・SC相模原は10月6日、相模原ギオンスタジアムでギラヴァンツ北九州と対戦し、0-3で敗れた。後半に入ってからPKを含む3点を奪われ、苦しい展開の中で84分にDF綿引が2枚目のイエローカードで退場。1点を返すこともできず、前節の大宮戦に続き大敗を喫した。自動昇格は2位以内、昇格プレーオフ進出には6位以内に入ることが必要だが、シーズン終了まで残り7試合という状況で順位は9位に後退した。
今季のJ3は現在4位の北九州から9位のSCまで勝ち点5差内に6チームがひしめく大混戦。一度の敗戦が運命を分ける緊迫した状況が続いている。そのような中でクラブは10月2日、シーズン終盤を戦う新スローガンとして「VOLLGAS〜全身全霊」を発表。VOLLGASはドイツ語で「アクセル全開」のような意味を持つという。さらに残りのホーム戦にのべ10000人を無料招待するキャンペーンを実施。改めて昇格を目指してクラブが全身全霊で戦う決意を表明している。シュタルフ悠紀監督の示す「走る戦う助け合う」を体現するサッカーで、最後に笑うことができるか。
次のホーム戦は10月20日(日)、YSCC横浜との「神奈川ダービー」。H(ホーム)T(タウン)在住・在勤・在学の人が対象の無料招待への申し込みは下記二次元コードから。