スポーツで活躍する子どもを支援しようと、不動産の企画・開発を手掛ける株式会社ウッド(本社=星が丘)と葬儀業の株式会社セレモア(神奈川本社=千代田)が10月15日、硬式テニスで活躍する弥栄中学校1年生の冨倉環さんに経済的支援としてそれぞれ3万円を贈呈した。
冨倉さんは小学校に進学する前からテニスをはじめ、めきめきと上達。今では全国大会に出場し、活躍している。
現在、平日の週5日は藤沢市内の荏原湘南スポーツセンターに通って練習に打ち込み、週末は大会に出場する生活が続いている。両親によると、シューズが1週間でダメになってしまうなど経済的な負担も大きいという。
ウッドの福田光子代表取締役は「スポーツで頑張っている子どもたちを応援したいという思い。今回は地元の子だったので、できることがあればという思いで支援した」と話す。
「これから世界で活躍しようという相模原の宝を、相模原の企業で育てていきたいという思いがあって協力した」とセレモアの麦島真澄部長。
冨倉さんは「企業の方の支援はうれしい。自分にとってバネになる。一戦一戦を勝って上をめざしたい」と話した。
両親は「企業が個人選手に支援するのは、難しいことだと思うが、支援していただけるのは本当にありがたい」と話している。