3カ月連続でJA職員がお手柄--。相模原警察署は10月30日、詐欺被害を阻止したとしてJA相模原市田名支店の職員、古山亜未さんと與多垣内智子さん、荒井恵実さんの3人に感謝状を贈呈した。
古山さんは8月22日、80歳の女性が100万円を出金しようとしたところ、「いつもと様子が違う」と感じ、警察に通報した。甥を騙る男から「書類をなくした」などと連絡があり、「100万円貸してほしい」と要求されたという。
與多垣内さんは9月17日、81歳の女性が150万円を出金しようとしたところ「普段と違い高額。話を聞くと犯罪手口のリストにあるような内容だった」と不審に思い、警察に通報した。次男を騙る男から「タクシー内で手形をなくした」などの理由で金を要求されたという。
荒井さんは10月2日、77歳の女性が「定期預金を解約したい」と訪れたことを不審に思い、通報した。次男を騙る男から金を工面するよう要求され、さらに医師と警備員を騙る者からも連絡があったという。このケースでは通報によって受け子役と見張り役の2人の検挙につながった。
感謝状を受け取った3人は「これからもお客様の大切なお金を守れるように接客していきたい」「詐欺被害を未然防止できるよう常に心掛けたい」などと話している。
同署の宮坂健一生活安全担当次長は「チームワークがよくないと詐欺は阻止できない。皆さんのチームワークのおかげ」と話した。
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