本の魅力をイラストや文字を用いて伝えるPOP(ポップ)を使い、市民がこれまで読んできた本の中で「もっと多くの人に知ってもらいたい」と感じている「イチオシの一冊」を紹介する企画展が11月1日、鹿沼台の市立図書館で始まった。11月30日(土)まで。
図書館の優れた点を市民へ発信する市民団体「図書館と市民をつなぐ会・相模原」(山本宏義代表=人物風土記で紹介=)が主催する企画で10月中にPOP作品を公募。中学生から80代までの幅広い世代が「推しの一冊」を売り込む渾身のPOP40作品と書籍をセットで展示している。
推理小説を推すPOPには「地図と照らし合わせて読んで」というアイデアが記されていたり、文字列のみで重厚感のある仕上がりのもの、文字とイラストを組み合わせ、作品の世界観を表現するPOPなど、推薦者の熱い思いが溢れる作品がズラリと並ぶ。
紹介されている書籍は展示期間中でも借りることができるという。問い合わせは同館【電話】042・754・3604。