田名地区の高齢者が文化活動や教養を楽しむ連続講座「田名そうえん学級」が12月13日、田名公民館で開かれた。9月下旬から始まった今年度の最終日で50人ほどが参加して歌声を響かせた。
高齢者の社会的能力を高め、生きがいを作ろうと、地元の住民らで作る運営委員会が主催している。かつては「田名高齢者学級」として親しまれ、2013年に「田名そうえん学級」と改称した経緯がある。
今年度は陶芸やスマホ講座、音楽鑑賞、スポーツのほか、悪質商法に用心する講座や落語鑑賞、社会見学などを実施した。最終日のこの日は7グループに分かれ、これまで取り組んできた歌の練習の成果を披露した。
運営委員長の小島昭二さんは「高齢者にとってたくさんの刺激を受けることがボケ防止になる。家に閉じこもらない、なるべく外に出ることが大切。犯罪もさまざまで高齢者が学ばないといけないこともある。長年やっていてもマンネリ化しないように新しい企画を考えている」と話した。
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