光が丘地区の中学生7人が12月8日、まちづくりをテーマに光が丘公民館で本村賢太郎市長と懇談した=写真。事前に用意された台本はなく、およそ1時間半、率直に意見交換を行った。
同地区では今年、まちづくり会議の大人のメンバーが参加している市長との懇談会で子どもの意見を市に伝えようと、中学校の生徒会役員らで構成される「こどもまちづくり会議」に声をかけた。参加した中学生は、9月に緑が丘中学校と弥栄中学校で行ったアンケートをもとに「体育館や特別教室にエアコンを設置してほしい」「家で勉強できる人ばかりではないので静かに勉強できる自習室を地域に作ってほしい」「量を自分で調整できる温かい給食を食べたい」の3つを要望。市長は「エアコンは順番に設置していく」「青葉小跡地の活用に自習室のアイデアを取り入れたい」などと回答した。
弥栄中学校2年の名取瀬登さんは「みんなの疑問や不満を伝えることができてすっきりした。これから良くなると思うと嬉しい」と喜びを語った一方、「計画の内容は知れたけど(要望が実現する)年がわからなかった」と今後も市政に注目する意欲を見せた。
光が丘地区の担当者は「大人の私たちが思っているより中学生は地域や学校を良くするために日常的に話し合っている。そういう声を引き出す場が必要」と話した。
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