相模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら(水郷田名)が現在、特別企画展「渓流展〜川がはじまるところ〜」を開催している。3月9日(日)まで。
渓流とは河川の上流域を指す。流れが速く、冷たい過酷な環境に暮らす生き物について、26種50点(うち標本3種3点)の展示で紹介している。
渓流を代表する魚で赤い斑点がある「アマゴ」や、泳ぐ力が強い「アジメドジョウ」、犬のようにワンとなく「ネバタゴガエル」などが展示されている。沖縄や北海道の渓流の生き物や、水源林に暮らすフクロウの一種「アオバズク」なども見ることができる。
同館の職員は、「厳しい環境に適応した生き物たちの力強く生きる姿を見ていただきたい」と話している。
森のカエル水槽
また同館は、昨年11月23日に常設展示「森のカエル水槽」を新設した。森に暮らすカエルの多様な暮らしを紹介している。カエルなどの両生類は現在、世界的に減少傾向にあるという。担当者は「カエルは水のそばにいるイメージですが、カエルを守るには色々な環境が必要であることを伝えたい」と話している。
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