県立相原高校(橋本台)で3月12日、神奈川県土地家屋調査士会相模原支部(加藤照士支部長)による出前授業が行われた。10回目となった今回は同校環境緑地科の2年生38人が参加し、実習と座学を通して調査士の仕事のやりがいや魅力について学んだ。
この出前授業は、土地家屋調査士の認知度向上やキャリア教育を目的に、同支部が2014年から実施しているもの。加藤支部長は「調査士は人材不足が深刻で、高齢化も進んでいる。地域の教育に貢献すると同時に、この仕事の良さを知ってもらう貴重な機会」と話す。
実習の目玉は、測量機器を用いて距離や角度を測り、指定場所に境界標を打つ「逆打ち作業」。生徒たちは同会メンバーの説明に真剣に耳を傾け、楽しそうに作業に取り組んでいた。調査士による自動追尾型の測量機器やドローン、3Dスキャナといった最新技術の実演も行われた。
授業に参加した生徒の一人は「ペアを組んだ人と意思を伝え合うことや、微調整が難しかった。測量の仕事は、まちや道路をつくって人々を支える仕事なので興味がある」と感想を話した。
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