動物愛護推進員のアドバイス【1】 家庭や地域の猫に関するご相談
市民の皆さまとともに小さな命に関心を持ち、地域の良好な環境を創っていくことが人と動物のより良い共生社会の実現につながると考えています。
保健所の相談窓口で猫に関する相談受付のボランティアをしていると、多くのご相談をいただきます。
「猫などの動物が近所で増えて困っている」「野良猫の不妊手術(TNR)をしたいが捕獲の仕方や助成金の仕組みが分からない」「動物の糞尿被害に悩んでいる」 「地域一体となって環境被害軽減のために野良猫の数を減らしたい」「飼い主(親戚や知人)が病気で倒れ、ペットの行き場がなくなった」「知人の家でペットが大繁殖し大変な状況になっている」など、さまざまなお悩みが寄せられます。
昨年末に市内で発生した多頭飼育崩壊の現場からは111頭の猫が保護されました。保護された猫の身体は排泄物にまみれ健康状態は非常に悪かったです。一頭一頭シャンプーを行いましたが、全頭長毛種ということもあり、毛に絡まった汚れや排泄物が塊となっており、作業にはかなりの時間が掛かりました。とても胸が痛くなりました。
このような案件の対応時、なぜもう少し早くご相談いただけなかったのだろうかと毎度考えています。お一人で抱え込まず、周囲の方や行政機関に相談することで、より良い解決策が見つかるかもしれません。※E・N
この連載では動物愛護推進員(動物愛護や適正飼養の普及啓発等を行う市が委嘱するボランティア)が各テーマでお話しします
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