神奈川県弁護士会相模原支部の支部長に就任した 藤田 寛之さん 横山在住 50歳
「地域の弁護士」の使命、胸に
○…相模原市・座間市の弁護士91人で構成される組織。法律相談などのほか、地裁相模原支部への合議制裁判・労働審判導入に向けた活動でも重要な役割を担う。周知活動に加え、目下取り組むのはデータ分析など理論面の強化。相模原の弁護士として、市民が適切な司法サービスを受けられるよう「最高裁に市民の思いを届け、働きかけていく」と強く決意する。
○…20代を勉強に費やし、30歳の時「背水の陣」で挑んだ司法試験で合格。当時は試験制度の変革期で、苦労も多かった。「弁護士でいるということが当たり前ではない」と今でも思う。「法律事務所S」設立メンバーの一人で、顧客との「想いの共有」を第一に、中小企業や高齢者の支援など幅広い分野で迅速、適切な解決に尽力。「相談者は長い時間悩み苦しんでいる。その不安を解消することが弁護士の使命であり、解決への第一歩」。原点には、塗装職人だった父が知識がないことで苦労する姿を見ていた経験がある。
○…上鶴間小・中学校、麻溝台高校の出身。生まれ育ったまちへの思いは強く、青年会議所や相模原RCの理事、PTA役員を務めるなど、地域活動への参加を大切にしている。多忙を極める中、家族との時間と並んで気分転換になっているのが、少年時代ぶりに再開した剣道。毎朝の素振りが習慣になり、「身体の調子が違う」と笑う。
○…AIの進化やDXの広がりによって世の中は大きく変化。「業界も転換期にある。変えるべきところは変え、残すべきところは残したい」。時代に対応した改革を見据える一方、「人と人の関わり合い、『ハート』の部分はより大切に」。地域司法の充実に向け、「技術はデジタル、心はアナログ」の精神で組織の活性化に挑む。
【物価高騰支援給付金】手続きは5月16日まで給付金の受取には支給要件確認書の返送が必要です。対象の方は期限までに手続きをお願いいたします。 https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kosodate/fukushi/1026642/1030750/index.html |
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