元代表・高原 SCへ加入 4月6日にホームデビュー
サッカーJ3の地元クラブ・SC相模原に、海外などで活躍した元日本代表FWの高原直泰(なおひろ)選手がJ2・東京ヴェルディから期限付き移籍で加入したことが21日、公式HPで発表された。ホーム・相模原ギオンスタジアム(南区下溝)でのデビューは、4月6日(日)のブラウブリッツ秋田戦が濃厚。世界を知る大物選手の加入で、課題の得点力強化と、集客増が期待される。
SCは、昨季JFL8位タイの12得点を挙げたFW御給匠選手が今季、関西1部のクラブに移籍するなど攻撃的な選手が流出。得点力不足が懸念される中、開幕戦を無得点で落とすなど前線強化が急務だった。
高原選手は、静岡県出身の34歳。清水東高校を卒業後、Jリーグのジュビロ磐田に入団しエースとして活躍した。その後はアルゼンチンやドイツリーグに移籍するなど世界を渡り歩き、昨季はJ2の東京ヴェルディに所属。各年代の日本代表としても活躍し、A代表では歴代8位の23ゴールを記録している(J1・2通算255試合出場、88得点)。
契約は2015年1月31日まで。背番号は31に決まった。元日本代表FWの加入を受け、SNSサイトのツイッターでは早くも高原選手に関するコメントが飛び交うなど、注目の高さが伺えた。今後はホームゲームでの集客増も期待される。同クラブ創設時から応援を続ける市内在住のサポーター(35)は、「ベテランらしく他の選手とも上手くやってくれそうなので、期待できる」と喜びを口にした。
21日にチームに合流した高原選手は、4月6日(日)の秋田戦でホームデビューする予定。早ければ、3月30日(日)に町田市立陸上競技場で行われるFC町田ゼルビア戦に出場する見込み。
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