県北最大級を誇る「上溝夏祭り」に各地区から出される13基の神輿のうち最も古いとされる上溝五部會の神輿がこのほど、34年ぶりに改修され、5日に竣功を迎えた。
昨年の夏祭り終了後、(公財)東日本鉄道文化財団地方文化支援事業の助成を活用して進められた今回の大改修。
当日は、竣功奉告祭を亀ヶ池八幡宮で行った後、田中・本久・元町地区内を渡御し、新しくなった神輿を披露した。JR上溝駅前には、多くの地域住民が駆け付け、神輿がもまれる(上下に揺らされる)と、大いに盛り上がった。
上溝五部會神輿大改修実行委員会の佐藤勇幸委員長は「無事、改修を終えることができて、本当によかった。皆さんのおかです」と感動を口にした。