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地域に新たな医療拠点誕生 専門医複数在籍「クリニックの枠」を越えた診療体制整える
相模原により身近で良質な医療を―。その思いに共感した専門医らが集い、「かぬまだいけやきクリニック」がこのほど、淵野辺十字路そばに開院した。
クリニックとしてのかかりつけ機能を持ちながら、先進的医療機器や手術室などの環境面を整備し、「クリニックの枠」を越えた高度で良質な医療を地域に提供する、という新たな医療の枠組みの構築を目指していくとする。
下肢静脈瘤
女性専門医による「足のむくみ外来」
掲げる診療科目の中で、特に力を入れているのは、心臓血管外科が担当する下肢静脈瘤。脚がむくむだけでなく、「だるい」、「よくつる」などの症状で日本人の10人に1人が潜在患者、特に40代以上の女性に増えているこの疾患は、早期発見が非常に重要だとされる。同院ではこの下肢静脈瘤や心臓疾患などを発見する目的で、「足のむくみ外来」を設置。とりわけ女性に多い下肢静脈瘤に対して、心臓血管外科専門医として多くの治療経験を持つ池谷江利子医師が診察にあたる。先進的高周波治療装置(ラジオ波)による下肢静脈瘤血管内焼灼術を中心に、ストリッピング術、硬化療法など、様々な治療を日帰り手術で行う。同院での治療は、全て日帰りの保険診療であるため医療費や家計にも優しい治療法として注目されているという。
同院の石坂秀門事務長は「医師の確保や診療体制の構築に時間はかかったが、ようやく整った。地域の新たな拠点として安全で安心できる医療の提供を行いたい」としている。
かぬまだいけやきクリニック
〒252-0233 神奈川県相模原市中央区鹿沼台2-18-6 大谷第1ビル3F
TEL:042-707-0426
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