中央区内の自転車事故防止を呼びかける活動「中央区マナーアップデー」の初日となった21日、区自転車事故等対策連絡会の会員らが区内15カ所で自転車通行者に注意を呼びかけた。
同取り組みは神奈川県交通安全対策協議会から中央区が7年連続で「自転車交通事故多発地域」に指定されたのを受け、地域全体で自転車運転のマナーの向上をめざす目的で実施。とりわけ多い高校生の自転車事故の撲滅が重点課題とされている。
21日は52人の会員が参加。自転車交通量の多い交差点を中心に街頭に立ち、左側通行、一時停止の順守、イヤホンやスマートフォンを使用しながらの運転について注意を呼びかけた。参加し、自転車通行者に声をかけた小山秋彦中央区長は「皆さんからも気をつけようとする様子が見えた。事故撲滅は取り組みの積み重ね。今後も続けていきたい」と話し、意気込みを示した。
同取り組みは今年12月までの主に各月第2週目の2日間、事故の発生が多い朝夕に行われる。