和太鼓の腕を競い合う「太鼓祭」の第1回神奈川県大会が10日、相模原市民会館で行われた。
和太鼓の普及・発展を目的に日本太鼓協会らが主催する同大会。今回、和太鼓文化が盛んな相模原を会場に、初めて神奈川県大会が開催された。県大会後、東西南北ごとのブロック大会を経て、「日本一決定戦」で和太鼓演奏の頂点を決める。
当日の県大会は組太鼓一般の部と大太鼓の部に分かれ、それぞれ7団体、4人が出場。特別ゲストとして「和太鼓グループ彩―sai―」が出演した。会場に響く各出演団体らの迫力ある演奏に、観客の目は釘付けとなった。
演奏後は来場者の投票などをもとに優勝者を決定。組太鼓一般の部では「相模龍王太鼓」が頂点に輝き、9月に行われる東日本大会への出場を決めた。一般の部の準優勝は「和太鼓 我道 武蔵」、大太鼓の部の優勝者は江下光利さんだった。