衆議院議員の本村賢太郎氏(48)=比例南関東=が10日、市民会館で記者会見を開き、任期満了に伴う今年4月の市長選に無所属で立候補すると表明した。
会見で本村氏は、政令市としての礎を築いた現職の加山俊夫氏(73)の功績を認めた上で、行政側と違う立場の視点も必要と力説。「新しい時代とともに相模原を変えていきたい。生まれて良かったと思ってもらえる相模原にしていくために、先頭に立って頑張っていきたい」と述べた。具体的な政策に関しては2月中旬にあらためて発表するとした。
本村氏は麻溝台高校、青山学院大学経済学部第二部経済学科を卒業。東鉄工業株式会社に勤務後、藤井裕久衆議院議員の秘書となった。2003年に神奈川県議選に出馬し初当選。2期務めた後、09年には藤井氏の後継者として衆院選に挑み当選。一度の落選を経て、現在は3期目となる。
同市長選には1月14日現在、本村氏、加山氏のほか、新人で市議の宮崎雄一郎氏(52)、県議の八木大二郎氏(55)が立候補を表明している。