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社会福祉法人アトリエ×MORIMO(モリモ) 森を守るのは誰? 西門に「モノづくり」拠点
障害者への生活介護事業と就労継続支援を行う「社会福祉法人アトリエ」(磯部伸之理事長)。同法人は相生の事業所の他、利用者の「やりたいこと」を実現するための出張所を設けている。
同法人は10月から西門商店街内のグリーンバザールに、モノづくりができる新たな出張所「西門第三図工室」を開く。室長を務めるのは元歯科技工士の身体障害者、齊藤健志さん(57)。これまでは事業所で割れた器を修復する「金継」の仕事に従事していたが、「ものをつくりたい」という想いが形となった。「念願の自分の居場所ができた」と喜んでいる。
「森の恵み」で街の賑わい創出
素材となる木材は、緑区の「MORIMO(モリモ)」(一般社団法人さがみ湖 森・モノづくり研究所/淵上美紀子代表理事)から仕入れ、森の保全活動で発生した間伐材で齊藤さんが様々なアート作品やプロダクトをつくる。オリジナルの鉛筆がつくれたりと、誰でも立ち寄れる図工室とすることで、「森の保全」と「西門の賑わい創出」を結ぶパートナーシップとなる。
市内外の美大生もスタッフとしてサポート。齊藤さんは「ダイナミックな発想で1点ものを作っていきたい」と意気込む。
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