かぬまだいけやきクリニックで25日、市民向け勉強会「第6期KKCセミナー」が行われた。
「地域をつなぐ医療機関」を掲げる同クリニックが2018年から定期的に開催するセミナー。国際政治学や動物学、医学などに精通する専門家が各分野のテーマに沿って講演を行う。
今回の講師には相模原市議会議員の榎本揚助氏が招かれ、「令和型地方自治と統治機構」をテーマに熱弁をふるった。
榎本氏はまず、地方自治に関する法律が140年前からほとんど形を変えていないことに言及。新たな地方自治のあり方を考える上で、「地方から声をあげていくべき」と持論を展開した。
その後、政令指定都市の誕生やその機能について話を展開。平成の大合併により政令市に移行した都市と相模原市を人口や予算などのデータで比較しつつ、「相模原市がしっかりとした地方自治を行うためにも、サイレント・マジョリティ(物言わぬ多数派)の声を聞くべき」と述べた。
次回のセミナーは11月8日(金)、麻布大学獣医学部教授・理事の山下匡氏を講師に迎え行われる。同所で午後7時から。
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