市は10日、2021年の「相模原市はたちのつどい」(成人式)を、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮して、式典の時間や回数などの内容を変更したうえで、1月11日(月・祝)に開催すると発表した。
はたちのつどいは、毎年1月の成人の日に市内各区で開催されている行事で、式典の内容はそれぞれの区で選ばれた新成人により組織された実行委員会が企画している。
例年、緑区は杜のホールはしもと、中央区は相模原市民会館、南区は相模女子大学グリーンホールを会場に、居住地域により2〜3回に分けて実施している。来年は会場は変わらないが、感染症拡大防止の観点から式典の回数を増やし、1回あたりの入場人数を削減することでソーシャルディスタンスを保つ。式典は内容などを見直して全体の時間を短縮。当日会場へ行かれない新成人に対しては、式典の様子をオンラインで生中継する。
会場内外で新成人が集まって密にならないように整理し、参加者にマスク着用や手指の消毒などを呼びかけるなど感染防止対策を徹底する。緊急事態宣言が発令されるなど、その時の状況により開催内容の変更や中止の場合もあるとしている。
式典などの詳細は今後、新成人により組織される実行委員会で検討される。
なお、成年年齢が18歳に引き下げられる22年度以降も市は当該年度に20歳になる人を対象に「はたちのつどい」として成人式を行うとしている。