公益社団法人相模原青年会議所(相模原JC)は1月26日、新年賀詞交歓会の動画を配信した。
当初は対面での実施を予定していたが、新型コロナウイルス感染症に関わる緊急事態宣言が発出されたことを受け、事前に撮影して動画配信サイトのユーチューブで公開する形に切り替えた。
動画では開会宣言や国歌独唱、綱領唱和、昨年の活動紹介などに続き、1月に就任した飯塚侑第56代理事長が所信表明に立った。飯塚理事長は冒頭、地域経済が制限された現状にふれ、「今こそ地域に希望を創り、活力を生み出す必要がある」とメッセージを発信。企業のデジタルシフトや地方創生といった、同法人が歩を進めていく方向性を示した。加えて独自の評価によるシビックプライドの可視化、すべての人が生き生きと暮らせる共生社会の実現、東日本大震災から10年を迎える中での防災意識の向上、SDGsの推進やそのための新たな教育ツールの創出など、多岐にわたるビジョンを明かした。
そして、自分を信じることが挑戦や仲間の信頼につながるとし、「私に限らず、これまでいただいた成長の機会の数は、そのまま誰かを救うための力になっているはず。信頼の輪の連鎖は、必ずや地域との強いつながりを生み出し、活力に満ち溢れると信じている」と、2021年度のスローガンに掲げた『信動〜信頼の輪が創る活力溢れる相模原の創造〜』に込めた思いを語った。
続いて、本村賢太郎市長が「前例踏襲にとらわれない、相模原JCらしい発信を」とエール。杉岡芳樹相模原商工会議所会頭らのあいさつ、今年度役員の紹介などを経て、市川雄士前年度理事長が謝辞で締めた。
この賀詞交歓会の動画を現在公開中。相模原青年会議所のホームページから閲覧ができる。