特別養護老人ホーム・大野北誠心園(村上博由施設長)でこのほどひな人形が展示され利用者らの目を楽しませている。
このひな人形は4年前に開設した当時に地域住民から寄贈を受けており、利用者らに季節と伝統を感じてもらおうと、毎年ロビーに展示されている。利用者はスタッフや家族と見学し、壮麗なひな人形を前に感嘆の声を上げているという。加えて今年は、スタッフの藤本秀代さんが一人で制作したつるしびなの飾りつけも初めて実施。大根や亀などを1年かけて作ったもので、ひな人形と並んで展示され、存在感を示している。
村上施設長は藤本さんのつるしびな作りをねぎらった上で、「つるしびなも好評だった。ひな人形やつるしびなで利用者の方に季節感を味わってもらえれば」と話した。