共和出身のプロボクサー・石澤開選手(25)=M.Tジム=は4月22日、後楽園ホールでWBO世界ミニマム級王者の谷口将隆選手(28)=ワタナベジム=との試合に臨み、11ラウンド2分29秒TKOで敗れた。
序盤からパンチの応酬で動きのある展開。しかし、中盤から谷口選手が石澤選手の打撃を巧みにかわし、終盤に攻勢を強めると、レフェリーストップがかかった。
前日計量で石澤選手は規定体重を超過し王座への挑戦権を失った。試合は谷口選手が勝てば防衛、負ければ王座が空位となる変則タイトルマッチとして開催された。
試合後、石澤選手は「プロとして言い訳の余地もない。相模原にベルトを持ち帰ると言っておきながら、このような失態をおかしてしまい、本当に申し訳ありません」と取材に答えた。