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渕野辺総合病院医療レポート【8】 対話を大切に治療進める 整形外科 東 計 医師
1954年に開院して以来、「地域の中核病院」として地元と歩みを共にする医療法人社団相和会・渕野辺総合病院。今回は、整形外科の東(ひがし)計(けい)医師に同科の特色について聞いた。
加齢による変化で誰にでも起こりうる骨の変形。「高齢化がどんどん進む中でも、元気に生活を送りたい人は多いはず」と話す。同院では骨折や腱断裂といった外傷に加え、ひざや腰の痛み、末梢神経障害、関節リウマチなど幅広く対応。痛みの原因を突き止めるため、普段の生活の様子や職業なども聞き取り、対話に重きを置いた診察を心掛ける。「登山やスキーなど、将来どのようなことをしたいか。それを叶えようと治療に当たっています」と東医師。MRI、CT、造影検査などで患部を精査し、その後は投薬や姿勢・運動指導、手術といったさまざまなアプローチで、個人の目標に合わせて改善へ導けるよう治療に努めている。
総合病院の強み
同科の強みについて、例えば転倒による外傷で来院した患者へは「なぜ転倒したのか」という原因まで診察。「他の疾患の可能性があれば内科や脳神経外科につなぐことができるのは、総合病院として強みです」
加えて、最近ではコロナ予防のために閉じこもりがちになり、体を動かす機会が減ったことから、不調や痛みを感じるという高齢の患者も増えているという。「『薬を飲めばよくなる』という意識を変えたい。運動をしなければ痛みは増すばかり」と訴えた。
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