よこやま幼稚園(横山台)の芝生グラウンドのフェンスに、卒園生である俵積田(たわらつみだ)晃太選手(18)がサッカーJ1チームのFC東京に来季から加入することを祝う横断幕が掲出されている。
同園の佐藤宏明園長は「園にとって名誉なこと。もちろん、本人が努力したからこその結果。いずれは応援にも行きたい」と話す。
園児時代から才能
俵積田選手は小学校時代に地域のサッカーチームのARTE相模原に所属。小学5年で選抜チームでプレー。中学時代にはFC東京U―15むさしに所属した。
ARTEでコーチを務める佐藤文雄さんは、幼稚園当時の俵積田選手を指導したことがあるという。「年中のときに入ってきた。当時から飛びぬけて才能があった。足は速いし、教えたことは割とすぐにできる」。同園の天然芝のグラウンドでそのキャリアをスタートさせたそうだ。
佐藤コーチは「(加入の)連絡をもらった時には涙が出た。教え子がJ1の選手になったのは初めて」と振り返った。
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