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渕野辺総合病院医療レポート【15】 チームで患者に寄り添う リハビリテーション室 宮本 真明さん
1954年に開院して以来、「地域の中核病院」として地元と歩みを共にする医療法人社団相和会・渕野辺総合病院。今回は理学療法士の宮本真明さんに、同院のリハビリテーションの特徴などについて聞いた。
リハビリテーション室では、けがや病気により日常生活に支障をきたしている人が社会復帰できるよう、さまざまな支援を行う。例えば、骨折した人に筋力・持久力トレーニング、脳卒中患者に麻痺回復トレーニングを実施するなど、患者の状況に合わせてサポートしている。医師が患者の症状を診察してリハビリを処方し、けがや病気に関する専門知識を持つ理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が個別に指導する。宮本さんは「医師を中心にチームを組んで役割分担し、患者さんを支えます」と説明する。
同院では、市内でも数少ないという「装具の診察」も行っている。装具とは、症状の軽減や治療のため身体に装着する器具のことで、壊れたり使いづらくなったりしたときに相談できる窓口を設けている。
また、がん患者も多い同院は「がんのリハビリテーション」にも対応。抗がん剤の副作用や手術による痛みで動けない患者に対し、運動能力の向上を目指して指導する。退院後も続けてもらうよう、運動の必要性や方法も伝えている。
「痛みや恐怖心のある患者さんも多い。笑顔で気持ちに寄り添うことを心がけています」と宮本さん。細やかなコミュニケーションをとりながら、丁寧に指導にあたっている。
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