相模原市立中央小学校(富士見)で10月5日、5年生を対象に「水源地域の環境保全」と「竹」をテーマにした出前授業が行われた。
藤野観光協会の佐藤鉄郎さんと、藤野地区出身・在住で「里山体験ツアー」などを行っている「竹の名人」小池芳実さんが講師として訪れた。児童たちは藤野地区をはじめとする水源地域の環境保全や竹細工について学び、ぶんぶんごま作りにも挑戦した。
同校の5年生は総合的な学習の時間で、学校の敷地内にも生えている「竹」をテーマに取り組んでいる。ゲストティーチャーを招いての講義や調べ学習、竹を使ったキーホルダー作りなどで学びを深め、9月には宿泊学習で藤野地区を訪れた。一方で神奈川県の「かながわ水源地域活性化」事業との縁もあって、今回同協会が竹細工に詳しい小池さんを紹介したことで出前授業が実現した。
佐藤さんと小池さんが竹で作られたおもちゃやかご、竹の花や根っこなどを披露すると、児童たちは次々に紹介される道具に目を輝かせた。ぶんぶんごま作りでは、最後にひもを通す工程で悪戦苦闘。無事にこまが完成してからは、お互いに教え合いながら夢中で練習していた。
児童たちは「竹が遊びだけでなく生活の役に立つことを学べた」「丈夫さにびっくり」「他にも作ってみたい」と貴重な体験を振り返った。
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