相模原市立田名中学校の吹奏楽部が、10月28日(土)に都内で開催される「日本管楽合奏コンテスト」全国大会の中学生B部門に出場する。全国大会への出場は創部以来初の快挙。
全国から30校が出場する同コンテストは、学校名を伏せて録音審査を行う。同部は力強さや重厚な音、表現力などが評価され、出場権を手にした。
9月の東関東吹奏楽コンクールで初出場ながら金賞に輝いた田名中。引退した3年生も、今回もう一度舞台に立つことになった。東関東大会当日に現地で体調を崩し、出演できなかった齋木夏帆さん(3年)は「みんなの力あっての全国。全員で合わせることを意識して、演奏を楽しみたい」と目を潤ませる。前部長の志村七菜子さん(3年)は「全員で楽しんで、感動と感謝を届けられるような演奏をしたい」と意気込んだ。
演奏するのは、9月に亡くなったロバート・W・スミスの『交響曲第1番(神曲)より 地獄篇』。新部長の中嶋咲絢さん(2年)は「見ている人をぞくぞくさせられるような雰囲気を表現したい」と張り切る。
家族からエール
田名中では昨年、コロナ禍で部活の時間が制限される中、「子どもたちに練習できる時間と場所を」と保護者が外部組織を結成。全国に挑む子どもたちに、努力を支えてきた家族も「田名中の音楽を楽しんで、力を出し切ってくれたら」とエールを送っている。
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