東京電力パワーグリッド(株)相模原支社(千代田)のSDGsの取り組みを見学しようと11月21日、清新中学校(清新)1年1組の生徒が授業の一環で訪れた。
この日見学したのは、生ごみの堆肥化の取り組みなど。約180人が働く同支社には社員食堂があり、「90リットルのポリバケツが4、5日で一杯になる」量の生ごみが出るという。
講義のあと、生徒たちは駐車場に2台設置されるコンポストを見学した。コンポストの中には有機堆肥が敷かれ、生ごみを1カ月程度寝かせて熟成させている。生徒のひとり、合田光太郎さんは「土(堆肥)の状態。全く臭くなく、自然のいい匂いがした」と感想を話した。コンポストの見学後、同社が所有するEV車の説明も受けた。
地元企業と協力
同支社の小嶋幸雄さんは「フードロスの取り組みとして、生ごみを何とかできないかと考えていた」と経緯を話す。同支社が管理する送電線の伐採木を引き取り、堆肥を作る(株)ワコーグリーン(南区磯部)に相談。同社の有機堆肥「森の富植土」を使用したゴミの堆肥化を提案された。
小嶋さんは「堆肥は職員に配るなどして評判は上々。相模原支社管轄内の9事業所で広めていければ」と話した。
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