JA相模原市営農センター(緑区田名)で11月11日、小山地区の小学生を対象としたさつまいも掘りが開催された。地域の子どもたちが交流する場として、小山地区社会福祉協議会が主催した。
同協議会では、保護者の負担が大きいなどの理由で子ども会が解散したことを受け、地域の新たなコミュニティー形成を目的に子育て支援事業に注力している。今回の催しは、地域コミュニティー支援を実施する「AWS InCommunities」の助成により実現した。
当日はスタッフからやり方について説明を受けた後、子どもたち同士で声をかけ合いながらさつまい掘りに挑戦した。「いっぱいとれて重い」「頑張った。楽しかった」「友達もできた。また行きたい」などと笑顔を見せていた。
保護者からは「なかなかできない経験なのでとても良い機会だった」などと感想が寄せられた。同協議会の担当者は「地域で子どもたちを育み、子どもたちが地元に愛着を持って成長していける仕組みづくりを」と意気込みを話した。