神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

1月13日に相模女子大グリーンホールで「二ツ目昇進落語会」を開催した 鈴々舎 美馬(れいれいしゃ みーま)さん(本名:小林 千華) 南区在住 30歳

公開:2024年1月18日

  • X
  • LINE
  • hatena

飛躍めざし地元で恩返し

 ○...昨年11月、「二ツ目」となり一人前の落語家に。地元での昇進落語会を控え、「相模原の落語家として活躍していけたら」と抱負を語る。二ツ目としては「異例の」2000人規模の会場となり、これまで卒園式や成人式など人生の節目を送ってきたホールでの開催という夢を叶えることができた。

 ○...大野台中央小、由野台中、相武台高出身。幼少から歌って踊ることが好きで、80年代ポップスを聴きながら、サングラスをかけて踊っていた。中高では吹奏楽部でトランペットを担当。「運動オンチで、どちらかというと文化系で暗かった」と振り返る。桜美林大学進学後も続けるつもりが、パート決めの日を間違えたことが転機に。「たまたま見学に行った落語研究部の空気が合っていて」と落語の世界へ。地域の高齢者施設等で披露を続け実力を高め、3年生のときには全日本学生落語選手権でベスト8に輝いた。

 ○...大学卒業後はプロへの憧れを抱きつつも、中学の頃から好きな歌手の下積み時代と同じエステティシャンの道へ。仕事の傍ら落語会に同行し、技を磨いてきた。その後退職し、師匠に入門。「人見知りを治したくて」と、コンセプトカフェで魔法少女になりきって克服に努めた。この頃の経験が同世代や女性の共感を呼ぶ新作落語作りに生かされている。

 ○...前座で休みのなかった頃の癒しは漫画。オカルトが好きで最近の流行りは『ダンダダン』。昇進し自由な時間が増えた一方、不安もあるという。「これからが勝負。師匠やお客さんから忘れられないよう、教えてもらったことを生かしていきたい」と昇進落語会のテーマに「飛躍」を据え、「まずは地元で恩返しをしていけたら」と身を引き締める。

さがみはら中央区版の人物風土記最新6

高橋 竹音(ちくね)さん

10月6日に三味線生活50周年コンサートを行う

高橋 竹音(ちくね)さん

相模原市在住 59歳

10月3日

徳田 富美子さん

認知症高齢者家族の会「友知草(ともしりそう)の会」の会長に就任し、活動に取り組む

徳田 富美子さん

緑区在住

9月26日

PAPAS源太さん(本名:竹岡 茂也)

プロ音楽家として長年活動しながら、65歳で介護福祉士になった

PAPAS源太さん(本名:竹岡 茂也)

町田市在住 71歳

9月19日

市村 育代さん

ピアノ講師として9月15日放送の「世界の果てまでイッテQ!」に出演する

市村 育代さん

田名在住

9月12日

大島 利通さん

RUN伴さがみはら実行委員会の実行委員長を務める

大島 利通さん

緑区在住 45歳

9月5日

大石 元治さん

生物多様性を伝える小学生向けの講座で講師を務めた麻布大学獣医学部の

大石 元治さん

淵野辺在勤 43歳

8月29日

あっとほーむデスク

  • 8月22日0:00更新

  • 8月15日0:00更新

  • 7月25日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年10月5日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook