思いを込めて作ったケーキの傍らで微笑む伊藤さん
相模原商工会議所は１月10日、「第20回相模原お店大賞」受賞店舗を発表した。飲食部門では大賞に「一万城」（南区／お好み焼・もんじゃ焼・鉄板焼）、準大賞にＳａｇａｍｉｈａｒａ欅ＨＡＮＡＲＥ（南区／ラーメン）が、小売・サービス部門では大賞に「花みずき」（中央区／洋菓子）、準大賞に「紡指圧（つむぐ指圧治療室）」（南区／指圧マッサージ）が選ばれた。
市民が投票
この事業は市内で中小小売業・飲食店およびサービス業を営む店舗の中から、個性的で魅力ある店づくりを行い消費者に支持されている店舗を表彰するもの。同商工会議所実行委員会が毎年実施している。今回は市民からの４万５０９８件に上る投票で上位となった店舗に臨店審査を行い、受賞店舗を選出した。
千代田に店を構える「花みずき」オーナーシェフの伊藤忠重さんは「第20回という記念すべきタイミングで受賞させていただきありがとうございます」とコメントし、「お店は５周年を迎え、応援してくれるお客さんが増えてきていると改めて実感している」と感謝を口にする。
２０１９年７月にオープンした同店は「誰かにされてうれしいことを」を理念としており、看板商品の「チーズテリーヌ」や焼き菓子「さがパイ」など、思いを込めたスイーツが人気を集めている。こだわりは「食べて素直に『おいしい』と思えるお菓子を作ること」。常に新しいケーキを考えているという伊藤さんは「この仕事が好き。自分が食べたいものを納得いく形で作ることができれば、お客さんにもおいしいと思ってもらえる」と笑顔で語る。
「従業員にも『楽しい』と思ってもらえるような環境づくりを心がけている」と伊藤さん。「これからも一丸となって、お客さんにさらに喜んでもらえるよう頑張っていきたい」
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