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渕野辺総合病院医療レポート【20】 糖尿病患者と向き合う 内科 佐々木 要輔 医師
1954年に開院して以来、「地域の中核病院」として地元と歩みを共にする医療法人社団相和会・渕野辺総合病院。今回は内科の佐々木要輔医師に、糖尿病の原因や指導方法、患者との向き合い方について聞いた。
糖尿病は、主に食事の過剰摂取や肥満、早食いなどの生活習慣によって引き起こされる。佐々木医師によれば、夕食時間が遅く満腹のまま就寝してしまう人や、筋肉量が減少した高齢女性なども注意が必要だ。ほとんどの患者は自覚症状を伴わないが、進行すると人工透析や失明、足の切断に至ることもある。
持続的に努力を
佐々木医師は糖尿病患者と向き合う際、「最初が肝心」と考え、病の恐ろしさや必要な努力を伝えている。「油断していると、あっという間に失明や足の切断といった状態になりかねない。一生続く病気なので、持続的にどう付き合っていくかが重要」と説明する。
同院には管理栄養士が在籍しており、細やかな栄養指導を受けることができる。また糖尿病患者を対象とした8日間の「教育入院」を月に1度実施。医師、看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士といった各職種の担当が毎日、食事などの知識を念入りに伝授している。「これからどうしていくべきか、きっちり指導できる時間」と話す。
定期的な健康診断の受診が早期発見・早期介入につながる。「定年退職後や出産後、何年も受診していない方もいる。毎年、若い世代の方でも2年に1度は受診してほしい」と呼びかける。
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こどもタウンニュースさがみはら版12月6日 |
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