市内の廃棄物処理事業者で構成される相模原市環境事業協同組合(原正弘理事長)の設立10周年の記念式典が6月2日、富士見のけやき会館で開かれた。組合員や業務従事者のほか、本村賢太郎市長や市議会議員の来賓ら全160人が参加し、盛大に節目を祝った。
同組合は2014年4月、市との連携強化や業界を取り巻く諸問題の解決、資源回収業務の安定的な受注と良質な市民サービスを提供することを目的に設立された。
式典であいさつに立った原理事長は新型コロナウイルスの影響や大型台風の被害に触れ、「この10年間は私達が経験したこともなく、想像もつかない様々なことがあったが、どのような状況であっても一日たりとも、休むことがなく従事していただいている皆様があってのこと。今後も相模原市の廃棄物行政を担う組合として、たゆまぬ努力を続けていく」と話した。式典では長年にわたり活動を支えてきた個人・企業への感謝状や記念品の贈呈式もあり、和やかな雰囲気の中、組合同士が交流を深めた。
式典を終え、原理事長は「新型コロナや自然災害などがあり、1社だけでなく組合員同士が助け合い、協力し合ってきた10年だった。ドライバー不足や、災害時の現場作業員の安全確保といった問題や課題を乗り越えながら、市民サービスの質を落とすことなくやってこれたと思う」と振り返った。
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