パッキング材やクッション材などの発泡品の加工、販売を行う相模カラーフォーム工業株式会社(上溝)に6月25日から27日の3日間、上溝南中学校の2年生3人が職場体験に訪れた。
ものづくりに興味があるという3人は、同社からプレゼントされたオリジナルTシャツを着て体験に臨んだ。社会で働く意義や会社の説明などのオリエンテーションを受けた後、工場でプロッターやプレスなどの機械を体験。社員の説明を真剣に聞いて作業にあたっていた。3日目には、マスクのひもに装着し首にかけることで着用時の耳の痛みを解消する同社のアイデア商品「くびにかけるくん」の自動組み立てロボットを見学。完成品の梱包も体験した。
参加した生徒は「プロッターで、自分でプログラミングして作った図面通りに動くのがおもしろかった」「設計や機械の仕事に興味がある。ものをつくる仕事がしたい」と話していた。
職場体験を受け入れるのは同社にとって初めての試みで、若手社員を中心に準備を進めてきたという。甲斐大輔代表取締役社長は「中学生の目線で工場内を見ることで新たな気づきもあった。社員教育にもつながり会社にとってもプラスになる。体験に来た生徒がいずれ市内でものづくりの仕事に携わってくれたらうれしい」と話した。
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