「共にささえあい 生きる社会」
相模原市は、全ての人が共に支えあって生きる共生社会の実現を目指しています。
https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kosodate/fukushi/1026641/1012901.html
住宅地の開発で空き地が減少する中、小山地区の住民らが神社を活用した子どもたちの居場所・遊び場づくりに取り組んでいる。宮下本町の天縛皇(てんばくこう)神社で7月18日、小山地区社会福祉協議会(長谷川澄男会長)が主催する駄菓子屋イベントが開かれ、約200人の親子連れで賑わった。
「新しい住宅が一気にできて子どもが自由に遊べる場所がなくなった。世代を超え、地域のつながりが持てる場所ができたらいい」と話すのは、イベントを中心となって取り組んだ同協議会メンバーの井上廣美さん。
小山地区の北側に位置する宮下地区は、町田市との市境、相模原市緑区との区境で北側に境川が流れ、南側は相模総合補給廠の一部と隣接する。かつては子どもたちの遊び場となる空き地が数多く点在していたが、近年は住宅地の整備が進み、空き地が消えていったという。子どもたちが利用できるこどもセンターや児童館はあるものの、「住んでいる場所によっては子どもの足で30分以上もかかる」といい、近隣は商店なども少ないという。
そこで井上さんら社協のメンバーが中心となって子どもの居場所づくりに着手。地域内にある同神社では毎月、高齢者向けのサロン活動を実施してたことから、同神社の関係者らの協力を得て今年3月に初めて駄菓子屋イベントを開催した。
同神社世話人会の内田美市男さんは「この神社は1532年に創建され、もうすぐ創立500年を迎える。神社は地域の人に親しまれ、愛されなきゃいけない。サロン活動の延長として協力した」と話す。
この日の境内には「駄菓子屋」の幟があがり、コマ回しやめんこなどの昔遊びのコーナーが設けられた。神楽殿の楽屋内のテーブルには駄菓子がずらりと並び、親子連れが長蛇の列を作って次々と買い物を楽しんだ。
30代と40代の母親は「子どもが遊ぶ場があまりないため、多摩境方面に出かけることが多い」といい、「こうした取組はありがたい。子どもたちも喜んでいる。定期的に開かれていたらぜひ利用したい」と話した。
井上さんは「普段は登下校中に声をかけることができないけれど、こうした場なら子どもたちも安心して色々なことを話してくれる。まだ始まったばかりなのでこれから色々と模索しながらやっていきたい」と話した。
次回は12月に開催する計画という。
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