親子で防災について学ぶ「横山子ども防災教室」が7月27日、横山公民館で開催された=上写真。小学生とその保護者など37人が参加し、災害から命と暮らしを守るための備えを学んだ。横山地区社会福祉協議会の主催。
3回目となる今年は、元日に発生した能登半島地震で重要性が再認識された「トイレ」に注目。身近な材料を用いて子どもたちが自分の手で作ることができる「段ボールトイレ作り」を実施した。
日本赤十字社神奈川県支部による講義とワークでは、家庭の安全対策や備蓄品、地域で助け合うことの大切さなどが伝えられた。参加した子どもたちは「高いところにものを置かないようにする」「帰ったらテレビを固定したい」などと話し、身近にある危険を実感したようだった。
同協議会の高橋年廣会長は「小さい時から防災を知り備えておくことは大切。成長した時に地域を支える存在になってくれたら」と話した。高橋会長は地域の高齢者などに対しても防災に関する知識を広める活動を行なっており、今後も地域の災害対策に取り組んでいくという。
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