相模原パークレーンズのジュニアクラブに所属する朝倉奈菜羽さん(大和市立上和田中学校2年)が7月23〜25日に愛知県で行われた「文部科学大臣杯第48回全日本中学ボウリング選手権大会」女子の部で3位に輝いた。
全国各地の予選を通過した男子155人、女子84人が出場した同大会。女子の部は予選9ゲームの上位18人が決勝に進み、決勝の3ゲームと合わせた12ゲームの合計スコアで順位が決まる。(公財)JAPAN BOWLINGの主催。
朝倉さんは予選を終えて首位と38点差の2位につけ、決勝に進んだ。9ゲーム目では予選を通しての最高スコア248点を記録し、決勝で一時はトップに立つなどその腕前を存分に発揮。合計12ゲームの総スコア2389点で3位入賞を果たし、最高スコアの選手に贈られるハイゲーム賞も受賞した。「緊張感を楽しみながら最後まで投げ切れるように意識していた。優勝が見えていた時もあったので少し悔しい」と振り返る。
憧れのコーチと
朝倉さんがボウリングに出合ったきっかけは、小学3年の頃に友達と近所のボウリング場に遊びに行ったこと。「やっていくとどんどん楽しくなり」本格的に練習を始めた中で、小学5年の時に現在も指導に当たる相模原パークレーンズの永野すばるプロと出会う。「投げている姿がかっこよくて、自分もあんな風になりたいと思った」
永野プロの手ほどきを受けながら努力を重ね、小学5年の時には同大会の小学生部門で4位に入賞。現在は相模原パークレーンズで週2〜4回練習に励んでいる。「苦手なところや言われたことを直せるように意識しながら練習している。それが大会で生かせて良い結果が出せると達成感があるし楽しい」
永野プロは朝倉さんの強みについて「素直に受け止めて行動に移すことができる。吸収するのが早いので、上達も早い」と話す。朝倉さんは8月4日に相模原パークレーンズで行われた「第25回オール神奈川ジュニアボウリングトーナメント」でも中学生女子の部で優勝、さらにハイゲーム賞を獲得。永野プロは「このままやることをやって続けていけば、結果はついてくる」とエールを送る。
朝倉さんの目標は「16歳でプロになって大会で活躍できるようになること」。母の綾子さんも「憧れの人から直接指導を受けられるというのはボウリングならでは。夢に向かって練習に励んでもらえたら」と後押しする。「今回の大会で見つかった課題や苦手なところを直せるようにたくさん練習して、次の大会に生かしたい」。憧れの「すばるプロ」とともに、目標達成を目指す。
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